選考委員あいさつ

原田泰治画伯

2000年の夏にスタートした「ふるさとのお盆の思い出」絵画コンクールも、おかげさまで今年で18年目を迎えることができました。この17年間に全国、さらには国外の日本人学校に通う子ども達から寄せられた応募作品は延べにして78万点を超え、継続することの大切さをあらためて実感しています。

学校では図工や美術の授業がますます圧縮され、忙しくて絵を描く時間もままならないはずの現代の子ども達が、こんなに大勢絵筆を執ってふるさとや夏休みの思い出をきちっとしたカタチに表し留めてくれたことは僕にとって大きな喜びです。

子ども達をとりまく深刻な問題が連日のように報道されていますが、このコンクールでは多くの作品を通して彼等の純粋な気持ちに触れることができますし、また僕自身気づかなかった物の見方・とらえ方を学ばせていただくことも少なくありません。

これからも子ども達が夏の感動体験をどうひたむきに表現していくのか見守っていくつもりですし、このコンクールから将来、画を志す人が生まれてくれるかな・・・という夢もあります。

この「子ども絵画館」には本当に素晴らしい作品が揃っていますので、皆さんにもぜひじっくりご覧いただきたいと願っています。

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